「手に力が入らない」「片腕をケガしていて片手しか使えない」時などは、本を手で持って読むのは辛いものです。
本を机に置いて安定的に開いたままで読める雑誌などは問題ありませんが、大抵の本は押さえておかないと本が閉じてしまいます。
本を持たずに片手で読むのに便利なグッズと考えると、やはり書見台(ブックスタンド)が浮かびます。
ということで、ここでは主に書見台を中心に紹介します。
書見台に求める要素は使い方によって様々ですが、ここでは出来るだけページ送りがしやすいものを選びました。
ページを押さえるクリップの強さや形状と、ページ送りのしやすさは相反する要素なので、評価が高くても明らかに片手操作が厳しいと思われる商品は省きました。
持ち歩きに便利な書見台や、書見台以外の便利な読書グッズについては Joy Life-boxの『「快適に読書をしたい!」便利な読書グッズ』を参考にしてください。
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■片手で本をめくれるブックスタンド
片手でページをめくれることを意識してデザインされた書見台。
幅10cm~50cmの本に対応。
角度は180度無段階で調節可能。
■ジェコル サテンデ ST-10
文庫や新書などの小さめの本に対応した書見台。
片手でもめくれるようにしているため、しっかり開くというものではないが、読書する上で特に問題はないと思います。
ちなみにこの商品は折りたたんで携帯することも可能ですが、片手で組み立てるのは楽ではないので、片手しか使えない人が携帯用で使うのは厳しいと思います。
■actto BST-02 ブックスタンド
B6~A4判の本に対応したブックスタンド。
文庫本など小さな本でも使用可能ですが、背面に別の本を挟み込む必要があります。
ページホルダーは左右独立しているので片方ずつ調整が可能です。
角度調整は18段階。
ホールドしたまま片手でページ送りも可能です。
■カール事務機 ブックスタンド BKS-820
本を押さえるアームは、左右独立して動きます。
角度調整は7段階。
メーカーが推奨している書籍は、文庫や新書(400頁程度)ですが、もう少し大きいサイズの本で使っている人も多いです。
■スチール素材のシンプルな書見台
シンプルなスタイルの書見台。
広げた時のサイズは、幅17.5cm×高さ17.5cm×奥行16cm。
角度調整は3段階。
押さえが緩めなので、閉じようとする力が強い 厚みのある本の使用にはやや不評。
サイズ的には一般書籍向き。(あまり大きな本には向かない)
■伸縮式スイングハンド採用のブックスタンド
左右のページホルダーは伸縮式で、本の幅に合わせて自由に調節が可能。
600頁までの厚みの本に対応。
サイズは見開き51cmまで対応。
角度調整は6段階。
一般的な書籍ならば大小幅広く使えるので便利です。
但し、下部のホルダーで押さえて使う場合は、片手でページ送りの操作はちょっと面倒かもしれません。
■竹製のブックスタンド
サイズ34cm×23.5cmの竹製のブックスタンド。
重さは900g。
角度調節は6段階。
本の押さえのバネがキツイので、スムーズにページ送りはできませんが、素材的に出しっ放しの抵抗感が低いので紹介しました。
タブレットの利用やページをめくる必要のない本や資料を見る時に便利です。
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読書に使う書見台は、シンプルな物ほどページはめくりやすいと言えます。
本の大きさや厚みによって どんなタイプの書見台が使いやすいかも違ってくるので、ご自分が一番よく読む本の大きさや用途に合わせて選んでください。
ちなみに、最初のセット段階から片手で操作しやすい物があれば良かったのですが、それはなかなか見つからなかったので、見つけた時に、また紹介させていただきます。
書見台は以上ですが、近年は電子書籍も充実しており、紙の本とタブレットを併用している人も増えてきました。
指1本で操作できるタブレットは片手操作もしやすいので、最後に電子書籍を読むための専用の端末を1つだけ紹介しておきます。
■Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
電子書籍はスマートフォンでも読めますが、目の疲れなどを考えると、読書専用のデバイスを使う方が楽です。
Kindleの端末にはいくつか種類がありますが、ここで紹介するのは、容量が大きめで ワイヤレス充電に対応したタイプです。
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片手しか使えない時や、手や指の力が弱い人に便利なキッチン関係のグッズについては、こちらを参考にしてください。
→ キッチン編Ⅰ 【手が不自由 いろいろ不自由 食事や料理の不便を助ける便利グッズ】