ナンチョーな私の気まぐれ日記(16)目覚まし時計奮闘記

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ナンチョーな私の気まぐれ日記

私が難聴を発症したのは20代の半ば。
ある日突然、大音量の耳鳴りが鳴り響き出してからが 難聴の始まり。
発症当時、私がダメージを受けたのは高音域。
高音以外の音は正常か軽度だったけど、高音はしっかり難聴でした。

この難聴で最初に“困った”が発生したのは朝の目覚まし時計。
朝寝坊な私は、ほんとに焦りました。

今回は難聴になった当初のまだ音に頼っていた頃の話をしたいと思います。

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■難聴発症前の私の寝起き

私は子どもの頃から朝起きるのが大の苦手。
毎日母親に叩き起こされていました。
大人になってからも寝過ごすことたびたび。
通勤はほぼ毎日全力で走っていました。

とにかく、朝、自然に目覚めることは無いし、眠りが深いタイミングだと 目覚まし時計が鳴っていることに気付かずガーガー寝ていました。
なので、朝から大事な会議がある時や、飛行機に乗り遅れるとまずい時など 絶対に寝坊できない時は徹夜していたほどです。

そんなんで、目覚まし時計はいろいろ試しました。

最終的に私が気に入ったのはベル音。
かなり大きな音が出るモノを買いました。
しかも1台では自信がないので、30分間鳴り続ける時計を3台購入し、10分ずつ時間をずらしてセットしていました。

最初は普通に1台が鳴る。
最初の1台で起きられなかったら10分後には2台目が加わる。
それでも気付かなったら20分後には3台目も加わる。
最初に鳴り始めてから20分後には3台分の騒音になるという計算です。

30分を超えると、1台ずつ鳴り終わって行きますが、眠りの深さは変化しているので、鳴り始めてから3台目が止まるまで50分間あると、取りあえず最後まで気付かないということはありませんでした。
何せ、外に居ても聴こえるレベルの目覚まし時計でしたから。(^^;)

ただ・・・鳴った瞬間、無意識に音を止めてしまうことも多いんですよね。
1台目が鳴り始めた途端に、バンと叩いて、そのまま寝続ける。
3台並べていると、全部、バン、バン、バンと止めてしまうことも・・・。
スヌーズ機能が付いていない時計だったので、止めてしまったら終わりです。
なので、枕元に1台目、ベットの下に2台目、寝たままでは手が届かないギリギリの所に3台目をセットしていました。

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■難聴発症で目覚まし時計が役に立たなくなって大焦り

難聴を発症して初期の頃の私は、低音は普通に聴こえていたし、会話で使う音も聴こえていました。
だけど、目覚まし時計のベル音は高音なので、これは難聴の影響をモロに受けました。
難聴が進むにつれて、目覚まし時計の音量はみるみるダウン
しかも、突然発生した耳鳴りが非常ベルの音だったので、目覚まし時計のベル音は 耳鳴りにのみ込まれて刺激無しみたいになっていました。

健聴な時は一番効果があったベル音の目覚まし時計。
これは本来の音を失い、ベルを叩くカチカチカチカチという音だけになってしまいました。
これでは起きられません。

会社に行かねばならないのに、どうやって起きればいいの?と大焦りです。

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■目覚まし時計探しに悪戦苦闘

困った私は、低い音の目覚まし時計を必死に探し始めました。
高音を失って初めて気づいたのは、目覚まし時計の音って基本的に高音ばかりということ。
途方に暮れました。

ようやく見つけた時計は、バイクのエンジン音の目覚まし時計。
この音は取りあえずOKだったけど、スヌーズ機能がついていないので、一度音を止めてしまうともう終わり。
しかも電池の消耗が早い早い。
買い足すことも考えたけど、バイクの形状のこの時計は大き過ぎて置き場所がない。
なので、その後も目覚まし時計を探し続けました。

その後、偶然に音楽が鳴る目覚まし時計を見つけました。
スヌーズ機能付きで、大きな音量も出せたので、見た目はダサいけど迷わず購入。
しかも、音質が悪いから刺激があるみたいな代物だったので、買った時には既に廃番になっていたようです。
だけど私には感謝感激の救いの神。
メロディは何曲か選べたものの、高めのメロディは刺激が弱すぎて起きられず、結局 私が使えたのは1曲だけでしたが、ほんとに助かりました。

ところがこの時計も数年で壊れてしまい、同じ時計を探し回ったけどやっぱり無くて、代用品も見つからず、しばらくはバイクの目覚まし時計で凌いだものの、すぐに電池不足で音が鳴らなくなるので毎日が緊張状態です。

困り果てた私は、気休めに元々使っていた大音量のベル音の時計を併用しました。
ベルの音は聴こえないけれど、鐘を激しく叩いている音は聴こえるので気休めです。
振動音を増幅すれば低音を増やせるかも・・・と、響きやすい板の上に乗せたり、板の厚みを変えたり、音の増幅に涙ぐましい努力もしました。

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■今は振動式の目覚まし時計を利用

今の私は低音の聴力も落ちているので、音の目覚まし時計を使うことは全く考えられません。
昔の私は 高音以外なら聴こえていたせいで、”音”で解決しようと悪戦苦闘してしまった感じです。
そんな私の苦闘を見兼ねた叔母が、福祉用品店をあちこち回って、振動式の目覚まし時計をプレゼントしてくれました。
これが 振動式目覚まし時計との出会いです。

当時の私は 音を確かめるために あちこちの時計売り場に足を運んでいたのですが、難聴だと相談しても振動式が出て来ることはなかったので、叔母がいなければ振動式の時計の存在を知るのは、もっと困り果ててからになったと思います。(当時の私には福祉というのが全く浮かばなかったので)

さっそく目覚まし時計を試してみましたが、強烈な不快さにビックリ仰天です。

ぐっすり寝ていても、頭に受ける衝撃は私には強烈で、健聴時代に3台の目覚まし時計を使っていた時よりも効果を感じました。

以来、朝起きる緊張感からは解放されています。

振動式の時計がもしも無かったら、今の私はどうしていたでしょう。
目覚まし時計が無くても起きられる人がいるけれど、私には無理だったので、地獄の毎日になっていたと思います。

今はインターネットの情報が充実して、商品も増えました。
商品を買う時は、利用者のレビューも参考にできるし、インターネットでの買い物は便利です。
だけど、今でも困ることがあります
それは、一般の人と違う欠点を持っている場合です。

例えば、私の初期の状態は一部の音が聴こえないという状態だったので、みんなが「この目覚ましは爆音」と評価しても、自分の耳では”無音”かもしれないわけで、自分の耳で聴かない限り使えるか使えないかは分からないんですよね。
きっと耳以外でも、一般の評価が役に立たないケースはあると思います。

私は振動式の時計はネットで買っていますが、それは振動に関しては皆と条件が変わらないからです。もちろん個人差はあるけれど、それは他の人も同じで、飛び抜けて条件が違うわけではないからです。
標準からかけ離れてしまうと、やっぱり不便なものです。

振動式の目覚まし時計は 定期的に購入していて、自分の忘備録も兼ねた記事があるので参考に記事のリンク張っておきます。
難聴者が選んだ おすすめの【振動式(バイブ)目覚まし時計】

難聴者向けに書いていますが、時計は音と振動の両方が使えるので、難聴者用というわけではなく、健聴者も使っています。
但し、記事を書いている私が難聴のため、音についての感想はありません。

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■最後に

世の中、いろいろ便利な商品が出ていますが、音が聴こえないとやっぱり不便です。

最近は 突発性難聴という名称を耳にすることが増えましたが、ある日突然いきなり聴こえなくなるというケースは少なくありません。
特に近年は、イヤホンで大音量の音楽を聴く人が増えたこともあって、若い人の難聴も増えています。
耳の神経や細胞は一度壊してしまうと、自然に再生することはないので、あまり耳に無理はさせないようにしてください。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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[前回のナンチョー日記]
  ↓
ナンチョーな私の気まぐれ日記(15)難聴は悪いことばかりでもない

[次回のナンチョー日記]
  ↓
ナンチョーな私の気まぐれ日記(17)「授業で私を当てないで」

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