難聴でも使える【おすすめの体温計】

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難聴便利グッズ

高音障害型の難聴になると軽度でも聴こえなくなるのが電子音です。
体温計の音が聴こえないと、せっかくのお知らせ機能も役に立ちません。
どうせ買うなら測定終了が自分でも分かるものがやっぱり欲しいです。
ということで、今日は難聴者でも使える体温計を紹介したいと思います。

ただ難聴者と言っても、聴こえ方は人それぞれです。
難聴の度合いによって音が低めなら聴こえる人もいれば 全く聴こえない人もいますし、光って知らせてくれるのが好きな人もいれば、振動でお知らせの方が好きな人もいます。
なので、タイプ別でいくつか紹介したいと思います。

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■音楽で知らせてくれる体温計

・テルモの電子体温計 ET-P330MZ

軽度の難聴の場合は、音を工夫すれば聴こえる人は多くいます。
そんな方におすすめなのが、終了音を従来の音圧の4倍まで高めた体温計です。
難聴と言っても聴こえ方は人さまざまで、高い音が聴こえにくい人もいれば、低い音の方が聴こえにくい人もいて、苦手とする音の高さは異なります。
そこに配慮して終了音を多数の周波数を使っているメロディーにしたのがこの体温計です。
メロディーは、比較的幅広い音程がバランス良く含まれていることから「メリーさんのひつじ」を選んだとのことです。
軽度の難聴者におすすめです。

【検温部位】腋(わき)
【検温方式】予測式(予測検温・実測検温兼用)
【検温時間】予測:約30秒 実測:約10分
【測定範囲】32~42℃
【大きさ】約 長さ133mm×幅30mm×厚さ15mm
【重さ】約27g(電池含む)

・検温終了音は従来の音圧の4倍以上。
・多くの人に聴こえるよう、検温終了音に「メリーさんのひつじ」を採用。
・検温は約30秒の予測検温。
・検温終了のメロディーが流れると2秒間液晶画面が点灯。
・液晶表示の文字は大きめ。
・オートパワーオフ機能や前回値メモリ機能有り。

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■光って知らせる体温計

・オムロンの電子体温計 MC-687「けんおんくん」

予測検温 約15秒のスピード検温。音と光の両方で検温終了を知らせる体温計
検温の終了はお知らせブザーだけでなく、液晶画面横の緑のランプが点滅するので、ブザーを聞き逃しても光の点滅を見れば終わっているかが分かります。
光で終了が分かるため、聴覚障害を持つ私の友人にはこの光る体温計を使っている人が多いです。
子どもの体温を測る時も光で終了が分かるので便利です。
(追記)
2023年夏に新しい体温計が必要になり、私はこちらの製品を買いました。
どれにするか少し悩みましたが、今回は光る体温計を試すことにしました。
使った感想は、非常に満足しています。

購入した時は、腋にさしている体温計を見つめるのが少し面倒かもしれないと覚悟してたのですが、15秒ほどで光るので、この早さは魅力です。

【検温部位】腋(わき)
【検温方式】予測式(予測検温・実測検温兼用)
【検温時間】予測:約15秒 実測:約10分
【大きさ】長さ136.8mm×幅20.1mm×厚さ12.8mm
【重さ】約14g(電池含む)

【主な特徴】
・検温終了はブザー音と光でお知らせ。
・約15秒のスピード検温。
・液晶表示の文字は大きめ。
・オートパワーオフ機能や前回値メモリ機能有り。

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■振動で知らせる体温計

・シチズンの振動体温計 CTEB720VA

音の聞き取りづらい人でも検温終了を分かりやすくするために音と振動で知らせる体温計です。
振動の強さは賛否両論ありますが、難聴者には嬉しい機能です。

【検温部位】腋(わき)
【検温方式】予測式(予測+実測)
【検温時間】予測:約30秒
【測定範囲】32~42℃
【大きさ】約 長さ126.5mm×幅31.5mm×厚さ15mm
  ※アタッチメント装着時:約128mm×35mm×18mm
【重さ】約25.5g(電池含む)
  ※アタッチメント装着時:約35g

【主な特徴】
・検温終了のお知らせは音と振動。
・体温計を腋に挟みやすくするためのアタッチメント付属。
・検温は30秒予測式。
・大型液晶表示(バックライト付き)。
・防水機能搭載。
・オートパワーオフ機能や前回値メモリ機能有り。

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■電池不要のアナログ体温計

・iexa(アイエクサ)水銀フリーのアナログ体温計 なん℃かな IX-101L

2021年6月に発売された水銀を利用しないアナログ体温計です。
メーカーはオンスクエア株式会社。
従来の水銀の体温計は、電池不要で長期間使えて、体温の測定結果も信頼できるものでしたが、水銀は有毒ということで現在は国の回収対象品になってしまいました。
この体温計は 水銀の代わりにガリンスタンという液体金属を使用した温度計で、水銀温度計と同じく電池も電源も不要です。
アナログ体温計は一度計測した体温は振らない限り下がらないので、最低挟んでおかねばならない時間だけ気にしていれば、後は適当に挟んでいられるので、個人的にはアナログが好きです。

【検温部位】腋(わき)
【検温方式】ガリンスタン液の熱比例膨張方式
【検温時間】実測4~5分
【測定範囲】35.5~42.0℃
【大きさ】約 長さ128mm×幅12mm×厚さ9mm
【重さ】約8g

【主な特徴】
・水銀体温計と同じように使えるアナログ体温計。
・電池も電源も不要。
・使用環境温度は -15~+42℃で、真冬の屋外でも使用可能。
・水で丸洗い可能。
・劣化しにくい部品構成なので長期間使える。
・透明の収納ケースは1.7倍の拡大鏡付きで表示が見やすい。

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■体温計まとめ

難聴者でも使える代表的な体温計として、「大きめの音(メロディー)」「光でお知らせ」「振動でお知らせ」「音は関係ない」という4種類のタイプを紹介しました。
どれが適すのかは使われる方の聴こえの状態や好みによります。
私の場合は、体温計を滅多に使わないので、電池切れの心配がなく、壊れにくいアナログ式が好みです。アナログ式なら音の心配が一切いらないというのも好む理由です。
だけど検温時間が長いので、しょっちゅう測る場合は、検温時間が短い電子体温計の方が使い勝手は良いと思います。
また、ご家族に自分で測れない小さなお子さんがいる場合は、検温終了が目で確認できる光る機能を持った体温計がおすすめです。

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