振動で目覚める!【振動型(バイブ)目覚まし時計の使い心地】

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難聴便利グッズ

私は難聴なので、長年愛用している目覚まし時計は振動型です。
数ヶ月前に15年間愛用していた時計がとうとう寿命を迎えまして、新たに購入しました。
私が長年愛用していたのは「Shake awake」という手のひらサイズのコンパクトな時計で、一度も故障することなく満足度が非常に高かったので 同じ商品を探しましたが、残念ながらこの商品は現在販売されていませんでした。

私が新たな振動型の目覚まし時計を探し始めたのは、2年前からです。
「Shake awake」の振動が電池を変えても弱くなってきたので、そろそろ寿命を感じていたからでした。そして、予備で購入したのが後述の「ビブラVA3」です。
この時計、振動も使い勝手も満足なレベルだったのですが、スヌーズ機能の作動間隔が私には合わなかったので、2ヶ月前に新たに別の時計を買いました。
この他に、腕時計の振動型も持っているのですが、こちらはあまり良くありませんでした。
なので、ここでは おすすめできるレベルだと感じた目覚まし時計2台を紹介したいと思います。

商品の感想を述べる前に、使い方によって評価は違ってくるので、使用している私の状態、使い方を簡単に説明しておこうと思います。
そんなの聞きたくないという方は読み飛ばしてください。

ちなみに私は アラーム音は全く聴こえないので、ここでの感想はアラーム音以外の感想になります。音の感想を聞きたい方の参考にはなりません。
但し、健聴な方でも 音で人を起こしたくないという方や、振動型は結構刺激が強いので 音でなかなか目覚められない方にはおすすめです。

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■私の使い方

私は昔からなかなか起きられず、少し目覚めた程度ではすぐに二度寝をしてしまうタイプなので、学校でも会社でも遅刻が多くて困っていました。
健聴だった時は、大音量の目覚まし時計を3台、時間をずらしてセットしていたほどです。
そんな私が15年前に初めて振動型を試した時の感想は「ビックリな不快さ」でした。私は、枕の下に置いて使っているのですが、突然、頭に伝わってくる振動はあまりに不快なので目が覚めました。
但し、私の場合は、一旦覚醒してからが勝負です。
振動を止めた後、また寝てしまうのです。

そこで私は次のような使い方をしていました。
1. 目覚ましの設定は「アラーム音のみ」「振動のみ」「アラーム音と振動の両方」の3パターンから選べるのですが、私はアラーム音は全く聴こえないので「振動のみ」で使っています。
2. アラームの時刻セット後、電源がONになっていることを確認して枕の下に入れて就寝します。
3. 翌朝、設定時刻になると振動するので、慌てて枕の下に手を突っ込み時計を取り出します。
4. スヌーズボタンを押して振動を止め、しっかり手で持ちながら、また寝ます。
この時、気を付けていることが2点あります。
(注1) 絶対にアラームをOFFにしないこと。
(注2) 振動を止めた後、絶対に手から離さないこと。
5. スヌーズ機能が働き、また振動を始めます。慌ててスヌーズボタンで振動を止めます。また寝てしまいます。
6. 何度か「振動しては止める」を繰り返すうちに 徐々に覚醒し、「ヤバッ!」と思って起きます。
これが長年の使用で習慣化した私の使い方です。

4で 手に持つのではなく 枕の下に戻す方法もありますが、枕の下に正確に戻せるほど意識が鮮明ではないので私は手に持つことを習慣化しました。
この他に、枕の下に手を突っ込んで、取り出さずに止めるという方法もありますが、以前使っていた時計の習慣で、今も同じように取り出してからボタンを押しています。その方が動作が多い分、覚醒度が高いような気がしています。

注意することは、私は二度寝するタイプなので 最初の振動で取り出した後、絶対に時計を肌から離さないことです。そうしないと、スヌーズ機能が役立たないからです。
そのためには、次の振動までの間隔が短い方がよく、長過ぎると寝入ってしまって ポロリと手から時計が離れる可能性が高くなります。その防止策としては仰向けでお腹の上で手に持つようにはしているのですが、熟睡してしまうとコントロールが利かなくなるので、スヌーズの作動間隔は私には重要なポイントになります。
そういうこともあって、2年前に買った時計があるにも関わらず、今回さらにもう1台買うことにしました。

ちなみに私は枕の下に置いて使っていますが、この使い方は、アラームの時刻が来た時、頭が枕の上にある必要があります。
振動の強い時計であれば、時計の真上に頭がなくても、枕の上に頭がある限りは気づけますが、やはり離れるほど伝わる振動は弱くなります。ましてや枕から頭が完全に離れてしまう人には工夫が必要です。中にはパジャマのポケットに入れて使っているという人もいるようです。

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以下は、私が使っている振動型目覚まし時計の紹介です。
上記のような使い方をしているので、私が紹介する時計はどちらも本体そのものが振動する携帯可能なタイプです。

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■「ビブラVA3」の使い心地

見た目はガッシリで、置時計としても使えるタイプです。
これまで使っていた時計が、時刻やアラームのセットボタン部分に蓋が付いているタイプだったので、ボタンむき出しで置時計のような外観に 「このまま枕の下に入れて大丈夫なのだろうか」との一抹の不安があったのですが、全く問題なく使えました。
アラームの振動も私が目覚めるには充分な強さで、振動を止めないで放置していると、振動が変化していくので、私は目が覚めます。

【長所】
振動が徐々に変化するので、大抵の人はこの振動の上で寝続けるのは難しいと思う。
・バイブが強力なので、机の上に置いて振動させるとカタカタと激しく動き回ってうるさい。(これは賛否両論だが、大きな音刺激を求める人にはアラーム音と振動音の両方が鳴るのでメリットだと思う。もちろんアラーム音だけで使うことも可能。)
アラームの開始とともに時計の表示画面が光る
時刻やアラームの設定が楽。振動型目覚まし時計には、時刻やアラームの設定が時計周りの一方向のみで 設定中に行き過ぎてしまうと また時計を1周させなければならないものが多いのだが、この時計は設定時刻を戻すことができるのでアラーム設定はとても楽である。

【残念なところ】
・値段が高い。
・時々時刻を合わせないと、少しずつ時間がずれる。
・スヌーズボタンを押さなければ40秒間で止まってしまう。(上記のような使い方をしている私は、40秒も放置状態にはならないので問題はない。)

【私にとって残念なところ】
スヌーズ機能は8分間隔で7回まで。(私は5分未満で回数制限がないものを希望)
・1回目の振動で枕の下から取り出した後、手で持つ使い方をする私には、四角い形状は持ちにくい。この時計を使う時は お腹の上に置いて手を添えるように意識して使うようにしている。

この他、LED懐中電灯カウントダウンタイマー温度表示ができるなどの機能もある。
個人的な評価としては、スヌーズ機能の作動間隔が5分以下で、回数制限がなければ、この時計をメインに使うことにしたと思う。

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■「Sonic Shaker(ソニックシェーカー)」の使い心地

「ビブラ」のスヌーズ機能の間隔が私の二度寝防止には不都合だったので、スヌーズ機能が5分未満のものを探して巡り合ったのが、この「ソニックシェーカー」です。
この時計のスヌーズ間隔は4分です。
使っての感想は、振動はそれなりに強力なのですが、「ブルブルブルブル」と振動が単調なため、私は枕の下に置きっぱなしで放置していると、直に振動に慣れてそのまま眠ってしまいそうになります。(普通は振動させたままでは眠れないと思いますが、寝起きが悪い私は一度眠ってしまいそうになりました)
振動に関しては、私は「ビブラ」の方が効きます。「ビブラ」は「ブルッ、ブルッ」と途切れた振動を使っている上に、しばらくすると「ブルブルブルッ、ブルブルブルッ」と振動が変化するので 刺激に慣れにくく、振動自体も強力だと感じます。(どういうタイプの振動が刺激的かは人によって違うかもしれませんが、単調な振動より変化がある方が起きるのが苦手な人には効果があるように思います)
とはいえ、今のところ「ソニックシェーカー」で目が覚めなかったことは一度もありません。(まだ2ヶ月ですが)
スヌーズ機能もぐっすり寝入ってしまう直前に作動するので、振動したらストップすることを何度か繰り返し、徐々に覚醒します。私は スヌーズの間隔が重要なので、現在はこちらの時計をメインに使っています。
不満があるとすれば、スヌーズボタンが軽く押しやすいことでしょうか。持ち方が悪いとボタンを押しっぱなしにしてしまう不安があります。(今のところは大丈夫ですが)
もしかすると、この時計は スヌーズボタンが押しやすいので、枕の下に入れっぱなしで押した方がいいのかもしれません。だけど振動慣れしやすいリスクがあるので、私は 今後も今までと同じように一度目覚めた後は手に持って寝入ってしまわないように努力する路線でいきたいと思います。

また、この「ソニックシェーカー」は、携帯性にも優れています。
難聴だと旅先での起床は、ホテルの目覚まし機能やモーニングコールなどの音声に頼ることができませんから、先月も旅行先に持って行きました。
専用のトラベルポーチがあるので携帯しやすいのですが、1点注意が必要です。ポーチに入れても 鞄の中でライトボタンが押された状態になりやすく、その状態にしていると電池がすぐに消耗してしまうので、持ち歩く時には単三電池を外した方がいいです。

【長所】
トラベルポーチが付属しており、持ち運びに便利
※持ち運ぶ時は、電池は外すように。(外すのは単三電池だけでOK)
・振動は、そこそこ強い。
スヌーズ機能は4分間隔。(何回でも有効

【残念なところ】
時刻やアラームの設定は、行き過ぎると戻れないので、少々面倒。
・時刻の設定は、小さなボタンを押しながら操作するので人によっては設定しにくいと感じるかもしれない。
・スヌーズボタンを押さなければ1分間で止まってしまう。

【私にとって残念なところ】
・振動のパターンが単調。(個人的には、振動は「ブルッ、ブルッ」と途切れるタイプの方が 刺激が強いと感じるので、変化のある振動ならば尚可であった)

私は、ソニックシェーカーは 値段が安い並行輸入品を購入しました。
並行輸入品の場合、説明書が英語なので、英語が苦手な私は使い方を理解するのに少々戸惑いましたが、今は最低限の使い方はマスターしています。
説明書が無い方のために、簡単ですが別記事にソニックシェーカーの使い方をまとめました。⇒ Sonic Shaker(ソニックシェーカー)の使い方

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朝の目覚めは人によって違います。
感想としては、紹介した2つの商品はどちらもおすすめできます。
あくまで個人的な感想ですが、振動の強さや使い勝手は「ビブラ」の方が良いと感じています。二度寝の心配があまりない方にはおすすめです。但し、少々値段が高いので割高感はあります。
携帯性は「ソニックシェーカー」の方が優れているかもしれません。
もちろん「ビブラ」も携帯可能です。
値段は「ソニックシェーカー」の方が安いです。
それぞれ特徴がありますから、各自の優先事項で選択してください。

振動型の目覚まし時計は他にも いろいろあります。
今回は私が使用して、おすすめできるレベルだと思った2点を紹介しました。
また良いものがあれば紹介したいと思います。

【後日追記】
もう1つ時計が欲しくなって探したついでに、他の時計のことも参考にまとめました。
よろしければ、こちらもどうぞ。
振動で起きる!【振動式(バイブ)目覚まし時計】11選

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